わたしの中で、萩尾望都さんは別格中の別格、つまり神的存在の漫画家さん。今何でも神神神神言うけど、ほんとに萩尾望都は神なんですよ神なの人間でありながら神なの。オオオオ
とりわけ好きな作品は「トーマの心臓」
自分のベストオブマンガはこれ。これが圧倒的1位で殿堂入り。これを超えるものは今のところ出会えていません
読んでないひとにこの作品の素晴らしさが伝わらない想いを以下ぶちまけます。何てったってそれがブログ
わたしはこの作品を読んで思うのが、許されざる自分の内面すらもその人を作り上げる大事な要素のひとつで、それを含めて愛する、愛されていることに気づくことの素晴らしさ
トーマは、ユーリ自身が許すことができなかったことのすべてを代わりに赦した…その愛よ…。
自分が認めきれない「闇」の部分を、トーマはひっくるめて愛してくれていたということが素晴らしく美しい。それに気づいて、自分の周りには多くの愛があったということに気づくユーリ…ウウウウウウウウウ、泣ける泣ける泣けるわ
誰しも人に見せたくない「闇」てあるよね。それを自分が受け入れることの辛さ、それによる成長が描かれていてよかった。やっぱりそれも含めて自分だもんね。消したことにしても、やっぱり歯車が合わなくなっちゃうから。
「翼あげる…僕はいらない」というセリフが好きなひと多いんでないかな〜。もうあのシーンがこの作品の核だとは思ってるけど。わたしももちろん好きだけど、やっぱり1話目のトーマの手紙がいちばん好きなんだよねえ。
今読むと、トーマってユーリのこと好きだったのかな?て思う。悩み苦しむユーリを救えるのは自分だ、という使命感というか、それに我が身を投じるという選択が…、ユーリがそれを救いだと気づいた時に、物語が急展開するのがもう…わたしは運命を読んでいると思ったわ…。
アアアアアアアア〜〜ダメだ語りきれない!!!!!!!!!!こんな作品が存在していることが奇跡!!!!!!!ありがとうございます!!!!!!!!!!!!
ちなみに「残酷な神が支配する」は読むたびに電気ショックを受け心がズタズタになるので、今思い出そうとしても思い出せないんですよね。ショックすぎて記憶消すみたい。
だからまだ向き合うまで時間かかるかもな〜〜
ポーの一族はまだそこまでググッと来てないんだよなあ。わたしはレベルがまだまだですねえ。