あみの生活

生活について語ります

自意識のゆくえ

 

A「わたしはあの人とは違う」

は当たり前だけど

 

B「わたしはあの人とは(今いるコミュニティでは評価されるのはわたしの方だから、わたしの方が価値があるから)違う」

と考えるのは、非常に危うい

 

 

 

 

 

Bは、判断基準が相対的で、他者に依存したものである上、根拠があまりにも軽薄であるところが危うい。

 

 

 

 

 

 

「わたしは他とは違う」が「わたしは(人間的価値が優れているので)他とは違う」で、他人を「見下してる」のって、何様なのかな、と思う

 

その「人間的価値」って、一介の市民であるあなたがそんな簡単に決められるもんなの?

 

 

 

 

コンテストやらコンクールは、ある技能を相対的に測って順位付けするものなので、競う技能について、そういったことが起きるのは当然だけど、人間的価値についてそんなことできるわけないだろ、と思う。

 

なんだけど、無自覚にそういう判断を下してるひとが少なからずいるので、唾棄すべきものだな、と思う

 

 

 

 

 

ある他者らから評価されないことにつき、彼らを相対的に下げることで、自分の価値が高い、と主張する

その浅ましさが見ていられない

 

 

 

 

まあ、この考え方も、「では罪を犯した人については?」などと考えると、なかなか一筋縄ではいかないんだけど

 

 

 

 

 

自分の価値を自分で肯定できることは素晴らしいことだけど、それが他を見下すことで成立するものなら、その他は、あなたをどう見つめるのだろうか